こちらは、選択肢のないホラーノベルアプリ。ネタバレ、グロ注意でございます。
まぁ、その名の通り結構エグイ内容なうえにかなりボリューミーなので、読む場合は、しっかり時間のある時に読んだ方がいいかもしれません。
『1人殺すのも2人殺すのも同じことだと思うから』通称「ひとふた」
ストーリーは1月から順番に12の章で分かれていますので、一休み入れながら読むことが出来ます。
1章1章かなりボリューミーですが、セーブ機能もついているので、好きな場所から読み始めることができます。まぁ、読み始めたら止まらないですけどね。
ストーリーはトップ画面にいるこの子、陰暦弥鈴(みすず)の家が大火事になるところから始まります。
家や両親を失ったみすずは、学校を転校し、一人暮らしを始めることになります。新しい学校生活が始まる「1月」。
早々に親切な同級生が、みすずの友達になってくれます。
順調に学校生活を送っていたみすずですが、なぜか友達がこんな状況に。
しかもあっさり刺しちゃった!!
まだ1月!! まだ1月なのに一人死んじゃった!! なんなんだこの話!!
ということで実はみすずはとんでもない殺人鬼だったのでした。
そんなみすずを止めるために立ち上がったのが「こはる」
そしてみすずの実の妹である「はるま」。
他にも多種多様なキャラクターが登場し、様々な視点から物語が一つにまとまっていくといった展開になっていきます。
みすずの名字である”陰暦”家にまつわる歴史や、特殊能力者を生産する「BABYシステム」などいろいろな要因がみすずを取り巻きます。
みすずがなぜこのような殺人を犯すのか、みすずの狂気を誰が止めることができるのか。しっかり理解しようとするとかなり気分が重くなってきます。
1月の読み始めはかなり明るい雰囲気だったのですが、殺人がいきなり始まるのでそれ以降は一瞬も気が許せず、物語にぐんぐんと引き込まれていきます。
なにしろ読み手は常に殺人鬼のみすずの動向を見守っているので、いつ何がおこるのかハラハラしっぱなしです。
サイコキラーの話なので、ダメな人は途中で疲れてしまうかもしれません。また同性愛の話なども絡むので、こちらのアプリは必ずストアの注意文を読んでから始めてくださいね!!
イラストも可愛いですし、様々な個性的なキャラクターが物語を盛り上げてくれます。最後まで本当に怒涛の展開が待っています。
ホラーが好きな方は是非最後までよんで、みすずの行方を、事件の真相を解き明かしてくださいね!!